現在40歳のサラリーマン。
60歳からの年金生活を夢見てるサラリーマンが
あと20年で現役生活を終えることが出来るか考えてみた
2021年の厚生年金の平均受給額は月20万円。
少子高齢化が進んでいる日本、そんなに貰えないだろう。
*厚生労働省より
2019年の人口動態統計月報年計
年収500万の人で大体月15万円程度
月15万円で計算。
国民年金+厚生年金
65歳受給を基本と考え
繰り上げ月0.4%のマイナス
繰り下げ月0.7%のプラス
年齢 | 金額 | 利率 |
---|---|---|
60歳 | 10.5万円 | -24% |
61歳 | 11.4万円 | -19% |
62歳 | 12.3万円 | -14% |
63歳 | 13.2万円 | -9% |
64歳 | 14.1万円 | -4.8% |
65歳 | 15万円 | 0% |
70歳 | 21万円 | 42% |
75歳 | 27万円 | 84% |
目次
60歳で受給のメリット
70歳で亡くなると仮定すると
・65歳から5年間受給
15万円×12ヶ月×5年間=900万円
・60歳から10年間受給
10万円×12ヶ月×10年間=1200万円
この場合60歳から受給したほうが得
早くから受給できるメリットがある。
60歳受給のデメリット
・障害年金保険は受けれない
・減額した受給額は一生続く
・寡婦年金がもらえない
健康寿命という考え
健康で過ごせる期間のこと。
平均寿命より短い。
健康寿命の計算 男性、東京、大阪→70歳
男性の平均寿命80歳
不健康期間10年ぐらいある。
この不健康期間でお金をたくさん貰ってもどうかな?
60歳から受給を受ける人
・十分な貯蓄のある人。
月5万円とりくずす。
1年間で60万円。
90歳まで生きたと考える。1800万円必要。
・株式をたくさんもっている。
2000万円ぐらい。
4%ルールで取り崩す。年間80万円ずつ。
月に6万円弱
・今の生活に困っている人。
定年後で働く所がないと困っている方は
年金を貰う方が良い。
毎月の受給額は減るが生活できないと困る。
65歳から受給を受ける人
・65歳までサラリーマンをするのが
嫌ではない人。
ストレスなく働ける。仕事が好き。
こういう方は繰り下げ受給も検討。
毎月の年金も増える
・副業で稼げるひと。
副業で稼げている人は
貯金も貯まっている。
定年後に副業を続けてある程度の稼ぎがあるなら
65歳まで待つのもあり。
・長生きする様な気がする。
自分は100歳まで生きる様な気がする。
家系的にも長生き家系だ。
歳をとってお金に苦労するのは
嫌だという方。
繰り下げ受給も検討。
メリット、デメリットをふまえて
自分は十分な貯蓄もあるし、長生きするかわからないので、早くから年金受給したいと考えるなら繰り上げ受給。
自分は長生きすると思うし、当面の間仕事も続けていけるという方は65歳で受給、もしくは繰り下げ受給。
早くから支給を受けると、年間120万円は確実にもらえる。
払った分が帰ってきている感じ。しかし毎月の受給額は減る
65歳まで待って受給開始。66歳で亡くなる。
年間180万円で終わり。
しかし、毎月の受給額は上がる。
63歳や62歳という考えもあり。
基準を設ける
基準は?
人によって違う。
毎月の生活費がいくら必要?などによって変わる
(仮定)月20万円で生活できる。
60歳までに家のローンも完済予定
90歳まで生きると仮定。
・60歳から支給→月10万円
30年間で資産の取り崩し。
10万円×12ヶ月×30年間=3600万円
・63歳からの受給月13万円
27年間で資産の取り崩し。
7万円×12ヶ月×27年間=2268万円
・65歳からの受給月15万円
5万円×12ヶ月×25年間=1500万円
・70歳からの受給月21万円
貯金ないでもオッケイ。
・75歳からの受給月27万円
貯蓄に回せるぐらい。
60歳以降の生活費を考え逆算してみる。
どのタイミングで貰うかは人それぞれ。
しかし長生きするかどうかは誰にもわからない。
ある程度生きると考え、少しでも受給したいと考えるなら(払い損は嫌)早めの受給も
視野に考える。
それにはある程度の貯金も必要。
収入が少ない人は転職もおすすめ↓
エンジニアは高収入も目指せます。
コメント
[…] […]
[…] 60歳からの年金生活。損? 得? 2021年6月28日 […]