ボクシングのプロライセンスを受けるに当たって必要な項目というのがあります。
誰でも経験があればライセンスを受ける資格があると思うかもしれませんが、しっかりとした規定があります。
今回プロライセンスを受ける為の必須項目5選を上げて説明したいと思います。
社会人になってからプロライセンスを取得した社会人ボクサー(診療放射線技師でもある)が🥊解説していきます。☺
目次
年齢
17歳〜34歳までとなっております。
34歳までに申し込みを済ませておくと36歳まで受験資格あり。
日本ボクシングコミッションより↓
健康診断
もちろん健康診断も必須項目です。
まずは体が健康でなければプロライセンスは受けれません。
自分は元気だから大丈夫と思いきや検査をすると何か出てくるかもしれません。
どこの病院で検査を受けて良いと言うわけでもないのでコミッションが公認している病院かどうか確認してから受診するようにしてください。
視力検査
プロテストの健康診断の項目に視力検査の欄があります。
視力制限については昔は0.5以下は無理だったみたいですが、今はかなりの弱視や強度の乱視などがない場合はいけるみたいです。
心配な方はスポーツレーシックやオルソケラトロジー(視力矯正)等を考えてみてはと思います。
頭部のMRIかCT検査
普段元気な方でも頭の中は検査をしないと誰も分かりません。
頭の中に嚢胞や透明中隔という空洞などがある場合はプロライセンスを受けれない可能性があります。コミッションドクターの判断になります。
いずれも良性のものなので普段生活している限りでは支障がありませんがボクシング等の頭を強く打つ可能性のあるスポーツでは危ないと判断される可能性があります。
・30歳以下はCT検査
・30歳以上はMRI検査になります。
CTとMRIの違いについては
CT検査=X線行う検査
MRI検査=磁気を使う検査
になります。
MRI検査の方が頭部に関しては詳しく分かります。
30歳以上の方は詳しく検査してくださいということだと思います。
但し費用もMRIの方がかかります。
健康診断に関しては自由診療になりますので出来るだけ安い病院を探すのも大事です。あらかじめ費用を病院に確認してから受診するようにしましょう☺
血液検査
一般の血液検査とB型肝炎の項目が必要です。
B型肝炎の項目については格闘技界で割と必須の項目みたいです。
ボクシング経験
これは必須項目ではないですが、経験がないとかなりの確率でプロライセンスは落ちると思います。
ケンカがめちゃくちゃ強いのですぐに受験したいと思う方もいるかもしれませんが、プロテストはジャブやストレートが綺麗に打てているかとか、防御がきちんと出来ているかをみているので経験がないと難しいと思います。
あと日本プロボクシング協会(JPBA)加盟のジムに入会してください。
費用
プロテストなので
C級ライセンスからになります。
男性 6600円
女性 11000円
女性の方が高いです。スポーツ人口の差でしょうか。
この費用も絶対条件になります。
健康診断や受験料とお金は色々かかります。
当日の格好
当日もある程度決まった格好があります。
・バンテージ
・マウスピース
・ヘッドギア(ノーズガードのないもの)
・リングシューズ
上半身は裸です。
以上、ボクシングプロライセンスを受ける為の必須項目5選を紹介しました。
若い方や社会人の方でもボクシングに興味がある方は是非近くのボクシングジムをノックしてみてください。
ボクシングはとても楽しいスポーツです。
ダイエットにも最適ですよ。☺
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