胆のうに石があるといわれた。
胆石というらしい。
放っておいて大丈夫?
そもそも胆のうって何する所?
色々疑問に思う事もあると思います。
今は何もなくても将来お腹痛くなったりしないか?
心配ですよね。
今回胆石についていくつかの項目で分かりやすく説明していきます。
目次
胆のうって何?
そもそも胆のうって何?と思う方も多いと思います。
胆のうは肝臓で作られる胆汁という消化酵素を貯めておく所。
食べ物が十二指腸の所まで来ると胆のうから総胆管という細い管を通って消化酵素を十二指腸に流します。
場所は?
お腹の右側。
胆のうはなくても大丈夫
胆のうは胆汁という消化酵素を貯めておく袋みたいなものです。
胆のうがなくても十二指腸にいってる管(総胆管)があれば肝臓からの消化酵素を十二指腸に送れるので大丈夫です。
このまま放っておいて良いのか
健康診断で見つかったって事は現在、お腹が痛い等の症状はないと思います。
無症状の胆石の場合は年間4%ぐらいの確率でしか痛みは発生しません。
そのまま無症状のままで過ごしている方もたくさんいてます。
どうして石が出来るのか
はっきりとした原因はわかりませんが、食生活の欧米化に伴いコレステロールの多い食べ物を多く摂取している可能性もあります。
肥満は胆石ができる危険因子でもあります。
遺伝的や感染からくるものもあります。
肥満など食生活が悪いと思っている方は生活習慣を見直すことも必要かもしれません。
生活習慣病の予防も見てみてください。↓☺
胆石からの病気は
胆石を放っておいて痛みが出る場合があります。
胆石が原因でなる病気がありますので、いくつか簡単に紹介していきます。
胆石性胆のう炎
胆のう自体の炎症です。
肝臓で作られた胆汁という消化酵素が十二指腸に流れるまでに胆のう管という管を通ります。
その間に石がつまると胆のう炎になります。
胆のう管結石↓
総胆管結石
胆のうから胆のう管という管を通って総胆管という管から十二指腸に胆汁は運ばれます。
総胆管という管で胆石が詰まる総胆管結石になります。
胆のう炎の結石と総胆管結石は詰まる場所によって名前が変わります。
詰まった場所によっても治療方針が変わったりします。
総胆管結石↓
膵炎
胆のうなのに膵炎?
と思うかもしれません。
総胆管という細い管を下の方に降りていくとファーター乳頭という場所があります。
そこには膵臓からの消化酵素を運ぶ膵管という細い管も通っていますので総胆管の下の方に石が落ちていってしまうと膵臓からの消化酵素も詰まって膵炎を発症することもあります。
下部総胆管結石↓
検査は
主に超音波検査が主流になります。
あと
・CT検査
・MRI検査
という検査を追加で行う事もあります。
病院に行く
一度は病院の医師の診断を仰ぐ事をおすすめします。
かかりつけ医がいる場合は一度相談してみてください。
病院にあまりかかった事のない方は消化器内科のある病院を一度受診してください。
何か他の病気が潜んでいる可能性もあります。
最後に
食生活の欧米化に伴い、コレステロールや脂肪の多い食べ物が増えてきてます。
お手軽に食べれるファーストフードなど食べ過ぎているかたは一度食生活を見直して見てはいかがでしょうか?
宅配で食べれる健康食品もおすすめです。
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