膵臓とは？膵臓の役割を分かりやすく解説

膵臓とか膵炎という言葉はよく聞きます。

実際膵臓って何してる所？

と思っている方は多いかもしれません。

膵炎という言葉もよく聞きます。

膵臓が炎症している状態です。

芸能人が膵炎で入院。

よく聞きます。

めちゃくちゃ痛いとか言いますよね。

それもこの膵臓の役割からきているのです。

今回この膵臓について分かりやすく解説していきます

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膵臓とは

まずはここからです。

実際に膵臓が何をしてる所なのかというと

外分泌と内分泌をしている所

になります。

医療系の言葉は難しいですね。

簡単にいうと

・外分泌　消化を助ける為の液体を出すこと

・内分泌　ホルモンを生産すること

この２つが重要な働きです。

もう少し詳しく説明すると

外分泌は口から胃、十二指腸という所に食べ物が流れていきます。

この十二指腸という所に膵臓から食べ物を消化する為の液をかけ消化を助ける役割をしている。

これが外分泌の働き

糖質、脂質、タンパク質を分解しやすくしている。

内分泌は血液中にある糖（血糖値）を

上げたり下げたりしてくれるホルモンを産生

血糖値

多いと下げるホルモン→インスリン

少ないと上げるホルモン→グルカゴン

他にもありますがこの２つが重要。

血糖値が高い状態がずっと続くと糖尿病になるリスクが高まる。

これらが主な膵臓の働き。

位置は

胃の後ろにあり、長さは大体15センチぐらい。

背中側にあります。

体に必要な理由

消化を助けたり、必要なホルモンを必要な時に出す。

血糖値で体のバランスをとってくれている。

糖尿病との関係は

膵臓は糖尿病と関係があります。

糖尿病は怖い病気です。

名前だけでいうとそんなに怖いイメージないかもしれませんが、

すごく怖い病気です。

糖尿病になり悪化すると

・目が見えなくなったり、

・腎臓が悪くなったり

・体中の血管が悪くなり心筋梗塞や脳梗塞のリスクが上がったりする。

糖尿病には

1型糖尿病と2型糖尿病があり

1型糖尿病︰　何らかの事情でインスリンが不足し、血糖値が高い状態が続いて糖尿病になる。

2型糖尿病︰　食べ過ぎ、運動不足といった生活習慣からきている。

膵臓に異常があると1型糖尿病になるリスクが上がります。

病気になるとどうなる

先程の糖尿病もそうですが、

膵炎というのも有名です。

膵炎にも急性、慢性があります。

芸能人がよく入院しているのは急性膵炎です

どういう病気かというと

自分が出している消化液で自分自身の膵臓を攻撃してしまう病気

お酒や胆石、ストレスなどが原因とされている。

割合でいうと男性が多いみたい。

この病気の特徴はめちゃくちゃ痛い。

お腹を包丁でグサグサ刺されている感じらしい。

痛いのがすごく伝わる。

この病気で気をつける事は

飲みすぎは注意。

休肝日を作る（肝臓にも大事）

ストレスを貯め過ぎない。

健康診断での項目

健康診断ではアミラーゼという項目

アミラーゼは消化酵素の名前。

膵臓に異常があれば上昇する。

膵炎、膵臓ガン、などで上昇する。

何か異常があった時

すぐに専門医を受診しましょう。

消化器内科、肝胆膵内科、一般内科など。

何か症状（痛み）があればすぐに受診を、

症状がなくても採血データが悪い場合も受診をしましょう。

膵臓は沈黙の臓器とも言われています。

早い治療が重要になります。